介護・福祉・保育

介護・福祉・保育業界において求められる主な資格・免許

 

 

 

 介護・福祉

 

介護・福祉系の求人では基本的に資格保有が求められるので、まずは介護職員初任者研修を取得しておきたい。
また、介護・福祉系の資格取得に必要な知識は現代の高齢社会において非常に役に立つため、自身や家族の将来(老後)に備えて取得する人も多い。

 

● 介護職員初任者研修 (旧:ヘルパー2級)

受験資格制限はなく、誰でも取得可能。
約130時間の研修を受講し全課程修了した後、修了試験に合格すると資格取得となる。

 

介護福祉士 ※ 国家資格

受験資格を得るにはいくつかのルートがあるが、主なルートとしては3年以上の実務経験を積み実務者研修を修了するか、2年制以上の介護福祉士養成施設を卒業すると介護福祉士試験を受験できる。

 

社会福祉士 ※ 国家資格

大学で指定科目を修了するか、短大で指定科目を修了し1~2年以上の相談援助業務に従事する、もしくは社会福祉士養成施設を卒業すると社会福祉士試験を受験できる。

 

● 理学療法士 ※ 国家資格

理学療法士養成課程のある大学や短大、専門学校にて3~4年の教育課程を修了すると理学療法士試験を受験できる。

 

● 准看護師

准看護学校や看護高等専修学校、看護専門学校を卒業すると都道府県が実施する准看護師試験を受験できる。

 

● 正看護師 ※ 国家資格

大学や短大の看護系学部・学科や看護学校を卒業すると看護師試験を受験できる。

 

● ケアマネージャー (介護支援専門員)

看護師、社会福祉士、介護福祉士、理学療法士といった国家資格保有者が、その資格に基づく業務において5年以上の実務経験を積むと(これらの資格非保有者の場合は相談援助業務に5年以上従事すると)介護支援専門員実務研修受講試験を受験できる。
ただしケアマネージャーとして従事するには介護支援専門員実務研修受講試験に合格した後、介護支援専門員実務研修を修了し、そして介護支援専門員資格登録簿へ登録する必要がある。

 

 

 

 保育

 

今まで保育専門外であっても、一定の教育課程を修了していれば保育士試験の受験資格が得られるので、受験により保育士資格を取得することができる。

 

● 保育士 ※ 国家資格

厚生労働省の指定する保育士養成施設(大学や短大、専門学校)を卒業すると資格取得となる。
もしくは大学で62単位以上修得している等の一定条件をクリアしていると保育士試験の受験資格が得られ、試験に合格すれば資格取得となる。

 

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