運送・運輸・海運業界において求められる主な資格・免許
タクシーやバス、トラック等、ドライバー職には運転免許が必要です。
事務職においては運行管理者資格や簿記免許等があれが就職・転職に有利に働くでしょう。
● 自動車免許(一種・二種) ※ 国家資格
・ 普通自動車免許・・・軽・普通自動車など
・準中型自動車免許・・・4tトラック、小型貨物など
・中型自動車免許・・・4tトラック、スクールバスなど
・大型自動車免許・・・ミキサー車、ダンプカーなど
・けん引免許・・・キャリアカー、タンクローラーなど
※ タクシーやバス等、乗客を乗せる仕事には第二種免許が必要です。
● 運行管理者 ※ 国家資格
運行管理補助者として1年以上の実務経験を積むか、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)等が開催する基礎講習を受けると運行管理者試験を受験できる。
ただし運行管理者として従事するには運行管理者試験に合格した後、3カ月以内に運輸支局に運行管理者資格者証の交付申請をする必要がある。
また、運行管理者資格は一定の実務経験者であれば試験を受けないで取得することも可能。
合宿免許受付センター
海の仕事における資格はハードルが高く30代、40代からの転職には向いていない。
マリンスポーツ業界への就職・転職を考えるのであれば、小型船舶操縦士や潜水士の免許を取得するとよい。
● 通関士 ※ 国家資格
受験資格制限はなく、誰でも取得可能。
通関業者に就職してから資格を取るケースが多いようです。
● 無線従事者免許 ※ 国家資格
無線従事者資格試験(受験資格制限はなく、誰でも取得可能)を受けるか、総務省の認定を受けた無線従事者養成施設にて無線従事者養成課程を修了すると無線従事者免許の申請ができる。
● 小型船舶操縦士 ※ 国家資格
主にジェットスキーやクルーザーなどの運転に必要な資格で、(一財)日本海洋レジャー安全・振興協会実施の検査・試験を受けるか、小型船舶操縦士国家試験を受け免許を取得する。
国家試験を受験する場合は実技試験があるので、全国各地のボートスクールにて講習を受ける必要がある。
● 海技士 ※ 国家資格
船員教育機関(海技教育機構や商船系大学、商船高専等)を卒業し、海技士試験を受験し合格すると海技士免許を取得できる。
● 潜水士 ※ 国家資格
受験資格制限はなく、誰でも取得可能(試験に合格しても、免許交付は18歳以上)。
水産系の高校・大学や海上保安学校の出身者は有利なので取得しておくとよいでしょう。
LEC東京リーガルマインド