雇用形態による主な特徴とメリット・デメリット
正社員
一般的に無期雇用で安定している
● メリット
- 昇給やボーナス等、給与面における安定
- 各種保険、年金、社会保障制度や福利厚生の充実
- 原則として無期雇用
● デメリット
- 職種によるが、残業が多い
- 転勤や仕事内容等、会社の方針に従わざるを得ない
契約社員
半年や一年等、一定の雇用期間が定められた契約を交わした有期雇用社員
契約更新による継続的な雇用は正社員ほど保障されていない
● メリット
- パート等と違い、基本的にフルタイムで働ける
- 契約内容によるが、多くの場合社会保障がある
- 異動や転勤がない
● デメリット
- ボーナスや退職金等、正社員と比べ金銭面で劣る
- 福利厚生の待遇が正社員と比べ低い
- 契約更新がなければ解雇となる
派遣社員
人材派遣会社と雇用契約を交わし、派遣先企業で働く働き方
登録型派遣・・・・派遣会社と派遣先企業との間で結ばれた派遣契約期間中のみ働き、その雇用期間中のみ給与が支払われる
無期雇用派遣・・・派遣会社に社員として入社し、派遣先が決まっていない期間も給与が支払われる
● メリット
- キャリアや資格を活かした仕事等、業務内容を選びやすい
- 職種や勤務時間等、自由度が高い
- エンジニア等、専門職の場合は高収入が望める
- 残業の “有り・無し” が選べる
● デメリット
- 登録型派遣の場合は特に、雇用が不安定である
- 派遣期間には上限があり、契約期間満了後の契約更新は実力次第
- 社会保障制度や福利厚生等は派遣会社により待遇に差がある
- 基本的にボーナスなし
嘱託社員 (しょくたくしゃいん)
多くの場合、定年退職後の再雇用契約による非正規の短時間労働を指すが、専門知識や技術が求められる医療や技術職等のエキスパートとして専門業務を請け負う人を嘱託社員と呼ぶ場合も多い
● メリット
- 定年退職後も働ける(定年退職後の再雇用の場合)
- 専門知識や技術を即戦力として活かせる
● デメリット
- 基本的に短時間労働であるため、正社員と比べて給料が低い
- 社会保険に入るには勤務時間や月収、企業規模等の一定条件が必要
- 雇用形態は有期雇用であることがほとんど
アルバイト・パート
短時間労働者
コンビニや飲食店などは学生や主婦に人気が高い
● メリット
- 短い時間(パートタイム)の求人であるため、学生や主婦でも働ける
- スーパーやコンビニをはじめ、求人が豊富で探しやすい
● デメリット
- 勤務時間が短くボーナス等もないため、大きな収入が見込めない
- 責任ある立場や仕事内容を任せてもらえない
- 基本的に社会保険に入れない(労働条件による)